The Garden

猫の管理人が主の趣味を徒然なるままに綴りました

番外編 はむはむヘヴン 和希ハムBD編

  大きな木の下で、俺は一人静かに星を眺めてた。
  キラキラ光る星は本当に綺麗で見てて厭きない。でも、俺がどんなに跳ねても、手を伸ばしても・・・星には手が届かなかった。当たり前だけど、子供の頃はそれがわからなくて俺はここで泣いてことがあった。そうしたら、和兄ハムが俺の傍に来て黄色い金平糖をくれた。星と同じ形をしてるよって。
  「・・・」
  どんなに望んでも手に入らないものは確かにある、ハムの心やあの星の様に。でも、二人なら違うんじゃないかな。きっと不可能なことはない。あのとき貰った星の欠片がそれを教えてくれた。だから、今、俺はここにいる。
  「啓太ハム」
  柔らかい声に振り返ると、少し離れた場所に優しい瞳をした和希ハムが立っていた。
  「・・・和希ハム」
  「探したよ。星を見ていたのか?」
  「うん」
  コクンと頷いて、俺は微笑んだ。和希ハムがふわふわと頭を撫でた。
  「そうか・・・また泣いているのかと思ったよ」
  「もうそんなに子供じゃないよ。それに・・・」
  俺はキュッと和希ハムを抱き締めた。和希ハムがそっと俺を覗き込む。
  「一人じゃないから」
  「啓太ハム・・・」
  「誕生日おめでとう、和希ハム」
  真っ直ぐ見上げる俺に和希ハムは嬉しそうに言った。
  「有難う、啓太ハム」
  「うん」
  俺は和希ハムの手を取った。しっかりと繋いで、この満天の星空を誕生日プレゼントとして和希ハムへ渡す。一杯、星の光を浴びた俺の心と一緒に。でも、それから後は俺達だけの秘密の時間・・・♪
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この記事のコメント

ハムは本当に癒されますね~(*^_^*)うるうるした目で星を見ている啓太ハムを思い浮かべると、自分もぽやや~んと顔が緩んでしまいます。

一人で見ていると吸い込まれてしまいそうな広い夜空も、二人なら一緒に想いを馳せることができますね。
2009-06-11 Thu 04:13 | URL | pote #HfMzn2gY[ 内容変更] | top↑
中啓編で中嶋さんハムがいたのと同じ木の下で物思いに耽る啓太ハムです。夜空に散りばめられた金平糖を眺めている二人に、何となくほのぼのしてしまいました。
2009-06-12 Fri 00:05 | URL | Grace #-[ 内容変更] | top↑
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